2011年12月22日木曜日

推薦入試

平成24年度入学生の推薦入試[一般推薦(地域産業リーダー養成特別枠を含む),特別推薦] を
12月18日(土)に実施し,12月22日に合格者を発表しました.

【KM】 超臨場感コミュニケーション技術の研究開発課題が採択延長

小澤・木下研究室が日本放送協会(NHK),大阪学院大学,東北大学との共同研究として平成21年度から受託していた,(独)情報通信研究機構(NICT)からの委託研究課題「革新的な三次元映像技術による超臨場感コミュニケーション技術の研究開発」について,これまでの研究成果が認められ4年間(平成24~27年度)の延長が決定されました.
研究課題全体としては,今日のメディア工学においてキーワードとなっている「臨場感通信」をさらに高度化することを目指したものです. その中でも,小澤・木下研究室等の共同研究チームが受託している「課題エ 感性情報認知・伝達技術」では,
  1. 音による臨場感や感動を測定する技術を開発して超臨場感コミュニケーションを評価するための基盤技術を確立すること;
  2. 音による臨場感の客観評価装置を開発するとともに映像など他の感覚モーダルが加わった場合の評価方法を確立すること;
を目指しています. NICTホームページにおけるプレスリリース(http://www.nict.go.jp/press/2011/12/15-1.html

2011年11月24日木曜日

【KM】 楽天研究開発シンポで修士1年の小野さんが優秀研究開発賞受賞

コンピュータ・メディア工学専攻修士1年の小野裕美さんが, 2011年11月19日に開催された第4回楽天研究開発シンポジウムにおいて優秀研究開発賞を受賞しました.楽天研究開発シンポジウムで発表された33件の研究の中から優れていると評価されたものに与えられる賞です.小野さんの発表タイトルは以下の通りです.

「専門検索エンジンの半自動構築を目的とした少数データ上のアンサンブル学習」
第4回 楽天研究開発シンポジウム
発表資料pdf

岩沼宏治教授および山本泰生助教との共同研究です.この研究では,専門検索エンジンの半自動構築を可能にするために,精度の良い大量の訓練データを自動的に生成するテクノロジーとしてアンサンブル学習に着目し,その新しい適用手法について提案を行いました.

2011年11月23日水曜日

体験型オープンキャンパス開催 (終了しました)

「Androidスマートフォンで動くアプリを作ろう!」

「スマートフォンといえば、iPhone!」というくらい,日本ではiPhoneが圧倒的な人気を集めていましたが,このところAndroidスマホが猛追しています!日本でのシェアもAndroidスマホが,ついにiPhoneを逆転したようです.Androidスマートフォンにも完璧ではないポイントがあるとはいえ,このように急成長を遂げることで,端末やアプリケーションが充実するようになってくれるのであれば,ユーザにとってはうれしいことです.
Android上で作成したアプリケーションはAndroidが搭載されている機器ならば,どこでも動作します.したがって,Android携帯を持っていれば,その上で自分の作成したプログラムを実行することができます.
今回の体験型OCでは,Java言語と統合開発環境Eclipseを使って,Androidアプリケーションの開発の初歩を学びます.基礎から体験学習しますので,プログラムを書いたことのない人でも体験できます.また,プログラムの作成の多くがグラフィカルユーザインタフェース(GUI)を使ったプログラミングですので,比較的簡単にプログラムを作成することができます.今回の体験学習では,携帯の画面に文字を表示するプログラム,ユーザ操作を受け取るために画面上にボタンを追加したプログラム,携帯電話の現在位置を取得するプログラム,画面上に地図を表示するプログラムなどを予定しています.
この機会に是非,体験型オープンキャンパスにご参加下さい.

















開催情報
日時: 平成23年11月23日(水・祝) 13:30~17:00 頃 (13:00 受付開始)
集合場所: 山梨大学 甲府東キャンパス 工学部A-3号館 3階計算機室
(アクセスマップ,キャンパスマップ(PDF))

対象: 高校生 (中学生,一般の方も可)
テーマ: Androidのプログラミング体験 (講師:渡辺 喜道 准教授)
参加費: 無料 (山梨大学までの往復旅費はご負担願います)
募集人数: 50名 (応募者多数の場合は先着順とさせていただきます)

個別相談会
個別相談会も実施します.本学・本学科について質問などありましたらぜひご活用下さい. 

申込方法
締切は平成23年11月18日(金)ですが,定員になり次第,締め切らせていただきます.

お問い合わせ先
山梨大学工学部コンピュータ理工学科 体験型オープンキャンパス担当 渡辺・鍋島
〒400-8511 山梨県甲府市武田4-3-11

2011年11月20日日曜日

平成24年度の工学部改組再編に伴う変更

2011年10月31日月曜日

【KM】 ACM SIGGRAPH主催の国際会議で修士1年の阿部さんが奨励賞受賞

大学院コンピュータ・メディア工学専攻修士課程1年の阿部敬由さん(指導教員:茅暁陽教授、豊浦正広助教)が、 ACM SIGGRAPH主催の国際会議 International Symposium on Non-photorealistic Animation and Rendering (NPAR)(開催期間:2011年8月5日(金)~7日(日)、開催場所:バンクーバー)のポスター発表において、 奨励賞(Honorable Mention)を受賞しました。
受賞発表のテーマは "Style Transferring Using GIST" で、 インターネットから構図が近い絵画を検索し絵画の特徴を写真へ転写することで、 画家ごとのスタイルを反映した絵画調画像を自動生成する技術を実現したものです。
研究内容、 ポスターの表現、 概要プレゼンテーション、 質疑応答を総合的に評価しての受賞となりました。

2011年10月1日土曜日

コンピュータ理工学科のホームページ作成

2012年(平成24年)4月に工学部の再編に伴い発足するコンピュータ理工学科のホームページ第一版を作りました。

2012年1月中旬までに本格版へのリニューアルを予定しています.

【KM】 郷 健太郎先生が教授に就任

郷 健太郎先生が本学科・専攻担当の教授に就任しました。
(前職:本学 准教授)

2011年7月7日木曜日

【KM】 鍋島准教授が作成したSATソルバが世界コンペで部門別優勝,総合2位の快挙達成!!

本学大学院コンピュータメディア工学専攻に所属する鍋島英知准教授が開発したSATソルバー GlueMiniSat が,世界コンペティション SAT Competition 2011 の産業応用カテゴリにおいて,部門別優勝および総合2位に入るなどの快挙を成し遂げました. 日本から参加したソルバが優勝したのは初めてのことです.


SATとは情報科学で最も基本的で本質的な組合せ問題であり,産業応用上も極めて重要であり,近年急速に発展を続けている分野です. SATコンペティションは,このSAT問題を高速に解くソフトウエアの世界有数の国際競技会であり,隔年で開催されています. 毎回,参加システムが増えており,今回は世界中から79システムが参加しています. 2ヶ月に及ぶ予選ステージの後,更に約1ヶ月間の決勝ステージを経て,最終成績が決められました. 鍋島准教授のGlueMiniSat ソルバは初参加ながら,単一CPUクラスのUNSAT部門で優勝,総合部門(SAT+UNSAT部門)で2位,更に単一・複数CPU 全体クラスのUNSAT部門で2位に入るなどの極めて優秀な成績を収めました.

コンペティションの詳細は下記のサイトから情報が入手できます.

2011年4月1日金曜日

【KM】 松吉 俊 先生が助教就任

松吉 俊 先生が本学科・専攻担当の助教に就任しました。
(前職: 奈良先端科学技術大学院大学 特任助教 )

2011年3月29日火曜日

【KM】 本学科の卒業生(留学生)の東日本大震災に対する募金活動について

2011年3月11日は発生した東北地方太平洋沖地震により亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに,被災された皆様に,心よりお見舞い申し上げます.
未曽有の国難に対し,本学科を卒業されましたタイ人留学生のNuttidaさんが,母国で募金活動をして下さっています.本学科の山崎教授の元へ届いたメールの一部を転載いたします.
  "Right now all Thai people donate money for Japan and in my faculty, 
   I'm a center for collecting money from staffs and will donete money 
      to Japan ambassy" 
              
Nuttidaさんらの活動を含め,国際的な支援をたくさん頂いています.このような活動・支援により,いち早く復興することを願います.

2011年3月24日木曜日

【KM】 日本音響学会研究発表会で学生優秀発表賞を受賞

コンピュータ・メディア工学専攻修士2年の名取賢さん(関口教授・西崎助教研究室所属)が,2010年9月に行われた日本音響学会2010年秋季研究発表会で学生優秀発表賞を受賞さ れました.3月10日の同学会2011年春季研究発表会にて表彰式がとりおこなわれました. 本賞は,同学会の研究発表会で,特に優れた発表を行った学生へ贈られる賞で,2010年秋季では15名の学生が受賞しています.名取さんの発表題目は,
「音声中の検索語検出のための複数の音声認識結果を用いたネットワーク型インデキシング」 
日本音響学会2010年秋季研究発表会講演論文集, 2-9-9, pp.61-64, 2010.9
で,西崎助教,関口教授との共同研究です.この研究では,音声データの中から特定の単語が発話された区間を見つけるタスクで,複数の音声認識結果を使うなどのアイデアと手法の精度,そしてプレゼンテーションを高く評価していただきました.

2011年1月4日火曜日

【KM】 第3回楽天研究開発シンポジウムで優秀論文賞受賞

コンピュータ・メディア工学専攻修士1年の山本剛士君が,2010年12月18日に開催された第3回楽天研究開発シンポジウムにおいて優秀論文賞を受賞しました.本賞は,第3回楽天研究開発シンポジウムに採択された論文の中から優れていると評価された論文に与えられる賞です.山本君の論文題目は,
 
 「正事例とラベルなしデータによる文書の自動分類」 
第3回 楽天研究開発シンポジウム論文集 セッション 1
pp. 1-6, 2010年12月
 
で,福本教授との共同研究です.この研究では,教師つき学習を用いて任意の文書をスポーツや経済などの分野に分類する文書 分類タスクにおいて,訓練データ(予め人手で分野に分類された文書データ)を作成する際の人手によるコストを軽減するため,分野名が付与された少数の文書 と付与されていない大量の文書データを用いることで,高精度な分類を行う手法を提案しました.