2012年3月27日火曜日

【KM】送別会

これまで計算機科学科→電子情報工学科→コンピュータ・メディア工学科に関わり,長年にわたって学科の発展に貢献してくださり,3月末をもってご退職される井内 稔 先生と,
昨年7月より本学科の事務室に勤務され,今回他の学科事務室に異動されることになった饗場 悦子さんの送別会が開催されました.
これまでのご貢献に感謝するとともに,これからのより一層のご活躍をお祈りいたします.

【KM】情報処理学会全国大会で学生奨励賞を受賞

平成24年3月6日(火)~8日(木)、名古屋工業大学において情報処理学会第74回全国大会が開催され、下記の学生が「学生奨励賞」を受賞しました。
  • 大学院医学工学総合教育部コンピュータ・メディア工学専攻2年小池伸弥さん(指導教員:郷健太郎教授)、同専攻1年見附幸司さん(指導教員:郷健太郎教授)
  • 工学部コンピュータ・メディア工学科4年古屋憂人さん(指導教員:郷健太郎教授)
  • 大学院医学工学総合教育部組込み型統合システム開発教育プログラム1年の太田晃平さん(指導教員:西崎博光助教,関口芳廣教授)
小池伸弥さんの受賞テーマは「プログラム実行時のメモリ空間可視化によるプログラミング学習支援(講演番号: 1ZC-3)」で、実行しているプログラムが保存されているメモリ空間を表示することで、プログラミング学習者の理解を促進させるものです。通常では見ることができないメモリ空間の様子を学習者にわかりやすいように表示している点が評価されました。
受賞した小池さんは、「この研究がプログラミング学習者の理解度向上につながればうれしいです」と述べています。

見附幸司さんの受賞テーマは「異なるサイズのフレキシブルディスプレイにおけるインタラクションの分析(講演番号: 2ZJ-2)」で、異なるサイズのフレキシブルディスプレイにおけるインタラクションをユーザが考案した場合、どのような動作になるのかを実験で明らかにした研究です。
受賞した見附さんは「このような名誉な賞をいただき、大変光栄に思います。この賞を励みに今後もさらなる成果を生み出すべく研究活動に邁進してきたいと思います。研究室の皆様に心から感謝申し上げます」と述べています。

古屋憂人さんの受賞テーマは「携帯端末背面での人差し指スライドによる文字入力手法(講演番号: 3ZD-2)」で、従来の端末表面で親指を用いる入力とは異なり、携帯端末の背面上で人差し指をスライドさせる動作を用いた入力手法を提案しています。
受賞した古屋さんは「学生奨励賞を受賞したことを大変うれしく思います。ご協力頂いた方々にお礼を申し上げます.本当にありがとうございました。本研究にはまだまだ課題が多く残っていますので、今後もさらなる発展を目指したいと思います」と述べています。

太田晃平さんの受賞テーマは「聞き耳インタフェースを備えたメモシステム「聞き耳メモリ」(講演番号:4ZC-8)」で、メモの対象となる音声の認識結果をメモの入力補助として利用するシステムの研究です。メモの書き込みに専念することで話を聞き逃すなど既存のメモ手法における問題を解決して効率的なメモ作業を支援する、音声インタフェースを備えたシステムを開発しました.

2012年3月25日日曜日

【KM】サイエンス・インカレで「読売新聞社賞」を 受賞

平成24年2月18日(土)~19日(日)、日本科学未来館及び東京国際交流館プラザ平成において文部科学省第1回サイエンス・インカレが開催され、工学部コンピュータ・メディア工学科4年古屋憂人さん(指導教員:郷健太郎教授)が協力企業賞として「読売新聞社賞」を受賞しました。本研究発表会では、126組(口頭発表40組、ポスター発表86組)の発表が行われ、古屋さんは卒業論文「携帯端末背面での人差し指スライドによる文字入力手法」に関連する内容をポスター発表しました。

審査は4つの分野ごとに、「卒業研究に関連しない研究」と「卒業研究に関連する研究」とに分けて実施され、古屋さんには後者のカテゴリで、サイエンス・インカレに協力いただいた企業からの賞として、読売新聞社賞が与えられました。
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/24/02/attach/1316834.htm

受賞した古屋さんは「ポスター発表の場では、審査員や来場者の方々と自分の研究についてたくさんの意見交換をすることができ、非常に良い刺激を受けました。そんな中で、今回このような栄誉ある賞を頂いたことを大変嬉しく思っています。これは研究室の方々の力添えがあっての受賞だと思います。本当にありがとうございました」と述べています。

2012年3月22日木曜日

【KM】卒業&修了

平成24年3月22日(木),
平成23年度の山梨大学卒業式・修了式がコラニー文化ホールにおいて挙行されました.
続いて甲府キャンパスにおいて,卒業・修了証書を学生に授与するコンピュータ・メディア工学科,大学院修士課程コンピュータ・メディア工学専攻,および大学院博士課程情報機能システム工学専攻の卒業・修了式がコース別(コンピュータサイエンス/情報メディア)に開催されました.

さらに今夜は学生主催による謝恩会がやはりコース別に予定されています.

  ※工学部は来年度から改組されますが,現在のコンピュータ・メディア工学科/コンピュータ・メディア工学専攻に在学中の学生は「コンピュータ・メディア工学科/コンピュータ・メディア工学専攻」の課程を修めて卒業・修了します.改組後の学科に転学科するわけではありません.

2012年3月21日水曜日

一般入試【後期】合格発表

3月21日17時頃,平成24年度入学者選抜試験 一般入試【後期】の合格発表が行われました.

2012年3月12日月曜日

【KM】ヒューマンインタフェース学会から学術奨励賞を受賞

木下雄一朗助教(大学院医学工学総合研究部,生体環境医工学系)が『ヒューマンインタフェース学会第13回学術奨励賞』を受賞し,2012年3月1日に芝浦工業大学で開催された,ヒューマンインタフェース学会2012年度通常総会において,授賞式が行われました.

受賞対象の講演論文は下記の通りです.
木下 雄一朗,塚中 諭,中間 匠:
街並みイメージの可視化による感性街歩きマップの構築とその効果の検証, ヒューマンインタフェースシンポジウム2011講演論文集, pp. 1113-1120, 2011.
この研究は,都市における街並みの局所的なイメージの変化,イメージの連続,イメージの強弱といった情報を可視化し,街歩き旅行向けの地図情報システムとして実装したものです.
このシステムを用いた街歩き実験の結果,旅行者の街歩きにおける行動範囲やそのバリエーションの拡大などにつながるなど,旅行者に街並みイメージ情報を提示することの有効性も示されました.

なお,同賞は,前年に開催されたヒューマンインタフェースシンポジウム(ヒューマンインタフェース学会主催)において発表された講演論文の中から,若手研究者(35歳未満)による優れた講演論文に授与されるもので,今回は2段階の審査を経て,木下助教の講演論文を含む 5件が受賞しました.

2012年3月6日火曜日

一般入試【前期】合格発表

3月6日16時頃,平成24年度入学者選抜試験 一般入試【前期】の合格発表が行われました.