2015年12月14日月曜日

大学院入試(後期募集)を平成28年1月9日に実施

平成28年度修士課程入学者用の入試(後期募集)が平成28年1月9日(土)に実施されます.

2015年10月1日木曜日

古屋 貴彦(ふるや たかひこ)先生が本学科・専攻の助教として就任しました

古屋先生は,3次元モデルや2次元画像などのマルチメディア情報の解析や比較・検索,機械学習がご専門です.古屋先生の3次元モデル検索アルゴリズムは大変優秀で,これまで何度も,国際コンテストにおける1位,2位等の上位入賞を果たしています.

2015年9月15日火曜日

大渕研究室の研究が「なんでも探検隊」で紹介されました

国立大学54工学系学部ホームページ上の「なんでも探検隊」というコーナーで、コンピュータ理工学科 大渕研究室が取り組んでいる研究の1つである「手描きスケッチによる3次元形状の検索」が紹介されました。

2015年9月11日金曜日

大学院入試(前期募集)を10月10日に実施

平成28年度修士課程入学者用の入試(前期募集)が平成27年10月10日(土)に実施されます.

2015年8月7日金曜日

体験型オープンキャンパス2015のお知らせ

コンピュータ理工学科の体験型オープンキャンパスを2015年10月31日(土)に開催しま
す.開催情報・ テーマ概要・申込方法などは,体験型オープンキャンパスホー
ムページをご覧ください.

学科HP左サイドメニューの『オープンキャンパス』をクリックしても上記ペー
ジに行くことができます.

2015年6月18日木曜日

福田さん・岩沼教授・山本助教の研究グループが人工知能学会研究会優秀賞を受賞

本学大学院修士課程コンピュータ・メディア工学専攻の福田翔士さん(平成26年度修了,現在,ヒューマンズ・ネット(株)所属),本学大学院総合研究部の岩沼宏治教授および
山本泰生助教の下記の論文が,2014年度の人工知能学会研究会優秀賞を受賞しました

  「トランザクションストリーム上のオンライン型頻出飽和集合マイニング
   福田 翔士, 岩沼 宏治, 山本 泰生
   人工知能学会第97回人工知能基本問題研究会資料SIG-FPAI-B404-01, 2015年3月22日

この賞は,人工知能学会研究会において発表された過去1年の間の研究から,特に優秀なものを選定し与えられるものです.選考基準は独創性,学術・技術上の寄与と波及効果,表現のわかり易さが考慮され,特に独創性が重視されています.上記の論文は,2014年度に人工知能基本問題研究会で発表された47件の中から2件選出されたものの一つです.

上記の研究の内容は,岩沼・山本研究グループがこれまで取り組んできたデータストリームマイニング問題に対するオンライン型近似アルゴリズムの研究を更に発展させたものです.昨今ではビッグデータ処理に関連して,長大なストリームデータの効果的な処理技術を開発することが重要になってきています.本研究はストリームデータから,ストリームが続く限り,頻出なデータの組合せ集合を高速に実時間で抽出することを継続する新しいアルゴリズムを提案しています.従来のものと比較して多くの良好な性質を持っており,理論的な解析結果を示すと共に,実証実験により優秀な性能を確認しています.その実用性や,今後の更なる発展性が期待されて,今回の研究会優秀賞の受賞に至ったものです.





2015年6月16日火曜日

博士課程の古屋さんらが、国際学会CBMI 2015で最優秀論文賞を受賞

2015年6月10日~6月12日にかけてチェコのプラハで開催された国際学会,13th International Workshop on Content-Based Multimedia Indexing (CBMI) 2015において,山梨大学大学院博士課程在学中の古屋貴彦さん,豊橋技術科学大学の栗山 繁教授,および山梨大学大学院の大渕竜太郎教授の3名が共著の以下の論文が,同学会で発表された中で最も優秀な論文に与えられる,Best Paper Award(最優秀論文賞)を受賞しました.

  "An Unsupervised Approach for Comparing Styles of Illustrations"

  Takahiko Furuya, Shigeru Kuriyama, and Ryutarou Ohbuchi

Webページ等を作成する際に,文字フォントのスタイル等に加えて,その中で用いるイラストレーションの描画スタイルを統一することは,見かけを良くするために重要なポイントです.この論文は,プレゼンテーションスライドやWebページで用いるイラストレーションを,その内容では無く描画のスタイルで類似比較して検索する手法について述べたものです.描かれた対象の形(犬か,机か)ではなく,描画スタイル(例えば,影絵風,パステルカラーの水彩画風,エッチング風の線画,など)に基づいてイラストレーションの類似比較・検索を行う手法です.これまでの手法と比較してより高い精度で,かつ効率的に,描画スタイルが類似したイラストを検索できることが評価されました.



2015年6月12日金曜日

修士課程修了の平山さんが、人間中心設計推進機構・黒須正明賞を受賞

平成27年5月30日(土)~31日(日)、東海大学高輪キャンパスで開催されたHCD-Netフォーラム2015において、大学院コンピュータ・メディア工学専攻修了(平成19年修了。現在、NRIネットコム株式会社所属)の平山順一さんが機構設立10周年の記念論文賞である「黒須正明賞」の表彰を受けました。本学大学院総合研究部の郷健太郎教授との共同研究です。

平山さんの受賞論文は「紙メディア変換によるWeb デザインのプロトタイプ作業支援システム」(平山順一, 郷健太郎: 人間中心設計, Vol. 4, No. 1, pp. 26-33, 2008)で、コンピュータ・メディア工学専攻在学中に行った研究を発表したものです。ウェブサイトの初期デザイン案を紙に描いて作成し、それをスキャンしてデジタルデータに変換し迅速にウェブサイトを構築するコンセプトについて実証評価した研究です。基礎となるアイデアと支援システムの独創性が評価されました。平山さんは「このような賞を頂き、大変光栄に思います。指導教員の郷健太郎先生をはじめ、論文執筆時に様々な助力をいただいた研究室の皆様にも改めて感謝いたします。今回の受賞を胸に、これからも山梨大学卒業生として普段の業務を通じWeb社会に貢献したいと思います。」と話しています。

なお本賞は、人間中心設計推進機構・機構誌(論文誌)に発表された論文のうち、特に優秀なものを選び表彰することにより、研究発表論文の投稿を奨励し、人間中心設計研究の発展を促進することを目的として設立されたものです。機構設立10周年の記念賞として、過去10年分(第1巻第1号から第10巻第1号)に発表・掲載された原著論文と短報を対象とし、評価値の高い原著論文3件に対して黒須正明賞が授与されました。


2015年3月24日火曜日

松吉俊 助教が言語処理学会 最優秀論文賞と論文賞を受賞

コンピュータ理工学科の松吉俊 助教が言語処理学会の論文誌に投稿した論文2編が、2014年の最優秀論文賞と2014年の論文賞を受賞しました。前者は共著の論文であり、後者は単著の論文です。

最優秀論文賞

  • 松林優一郎, 飯田龍, 笹野遼平, 横野光, 松吉俊, 藤田篤, 宮尾祐介, 乾健太郎. 日本語文章に対する述語項構造アノテーション仕様の考察, Vol.21, No.2, pp. 333-377, 2014. 


論文賞

  • 松吉俊. 否定の焦点情報アノテーション, Vol.21, No.2, pp. 249-270, 2014.


これらの賞は、2014年に出版された論文誌に掲載された論文28編のうち、受賞に相応しいと選定された1割程度の論文に対して与えられます。さらに、このたび選定された論文4編のうち、最高評価を得た論文1編に対して最優秀論文賞が送られます。

前者の研究は、コンピュータが日本語テキストを自動解析する時に重要となる技術である「述語項構造解析」の仕様について議論・考察したものです。現状の問題点について深く整理し、その改善策を提案しています。

後者の研究は、コンピュータが「否定」の意味をうまく扱うための基盤を提供するものです。「雪が降っていたので、ここに車では来ませんでした。」という文を人間が読むと、「(車以外の方法で、) この人はここに来たんだな」ということが容易に推測できます。ですが、現在のコンピュータは、「来ませんでした」という文字列に引っ張られて、「ここには来ていない」と判断してしまいます。言語学的に考察すると、実は、この文では否定の焦点 (まさに否定したい箇所)は「車では」にあり、それゆえに、車を使ったことのみが否定されており、来たこと自体は否定されていません。この研究では、このような焦点の情報を付与したテキストデータを構築し、コンピュータが焦点を自動認識するための枠組みを提案しています。

受賞した松吉俊 助教は、「自然言語処理の分野で大変名誉ある賞を同時に2つ受賞でき、とても光栄に存じます。日本語テキストの高度な処理に、述語項構造解析の技術や否定を扱う枠組みは欠かせないものと思っております。これからも言語の意味を扱う研究に真摯に取り組んでいきたいと思います。」と話しています。



2015年3月23日月曜日

卒業論文・修士論文優秀発表者の表彰

本学では,修士研究または卒業研究の発表会において優れた発表を行った学生に対し,それぞれ,医学工学総合教育部長,工学部長または情報メディアコース主任より,優秀発表賞を授与しています.

平成26年度,コンピュータ・メディア工学科およびコンピュータ・メディア工学専攻の該当者につきましては,こちらのページをご覧ください.



2015年3月21日土曜日

修士課程2年の佐野さんが、日本音響学会 学生優秀発表賞を受賞

平成27年3月16日(月)~18日(水)、中央大学後楽園キャンパスで開催された日本音響学会2015年春季研究発表会において、大学院コンピュータ・メディア工学専攻2年の佐野和行さんが「学生優秀発表賞」の表彰を受けました。本学大学院総合研究部の森勢将雅特任助教、小澤賢司教授との共同研究です。

佐野さんの受賞題目は「GPGPUによる聴覚機能モデルの生理学データを用いた評価」で、補聴器や人工内耳では補償できない障害を有される方が聴覚を獲得するための補償技術を確立するためのものです。本来は画像処理用のデバイスであるGPU (Graphics Processing Unit) を他用途に転用するGPGPU (General Purpose GPU)技術を利用することで、システムの高速化・高機能化を実現しました。佐野さんは「学部生時代から取り組んできた研究活動の成果が評価され、全国大会の研究発表会において学生優秀発表賞を受賞したことを大変光栄に存じます。研究活動にご助力して頂いた指導教員の先生方と諸先輩方に深く感謝を申し上げます。」と話しています。

なお、受賞対象となった研究発表は平成26年9月3日(水)~5日(金)北海学園大学(札幌)で開催された日本音響学会2014年秋季研究発表会においてなされたもので、その後2ヶ月以上にわたる厳正な審査を経て選奨されました。佐野さんの発表が含まれる「聴覚/聴覚・音声」という分野については、30件以上の発表の中から2件のみが選ばれました。



2015年2月23日月曜日

エリア放送局が開局しました

本学科の郷健太郎教授を中心に準備が進められてきたエリア放送局が開局しました.詳細はこちらのページをご参照ください.