2013年9月21日土曜日

森勢特任助教がFIT奨励賞を受賞

大学院医学工学融合学域生体環境医工学系(コンピュータ理工学)の森勢将雅特任助教が第12回情報科学技術フォーラムFIT2013(鳥取大学:9月4日(水)~6日(金)開催)において、FIT奨励賞を受賞しました。この賞は本年から新設されたもので、1セッションにつき1件の優れた発表に授与されるものです。

受賞対象となった研究発表は「GPGPU による音声分析合成システム TANDEM-STRAIGHT の高速化」です。これは、世界最高峰の品質で音声を合成可能な音声分析変換合成方式 TANDEM-STRAIGHT の計算時間を短縮するため、GPU を用いた並列処理による計算時間の削減について検討したものです。TANDEM-STRAIGHT は世界中の研究機関で利用されており、その高速化の実現は音声研究分野にとって大きな貢献となります。

2013年9月19日木曜日

渡辺准教授がAkao Prizeを受賞

大学院工学学域機電情報システム工学系(コンピュータ理工学)の渡辺喜道准教授がAkao Prize(赤尾賞)を受賞し、平成25年9月6日()~7日()にアメリカニューメキシコ州サンタフェで開催された第19回品質機能展開国際シンポジウム(ISQFD’2013)において授賞式が行われました。

Akao Prizeは、本学の教授も務められた赤尾洋二先生(山梨大学名誉教授)の功績を称え設立された賞で、国籍を問わず、長年にわたり、品質機能展開の方法論の実践と普及を卓越して実証している個人に対し、QFD Institute(品質機能展開機構)から贈られる賞です。

品質機能展開は,新製品開発における品質保証の具体的方法として,1960年代に赤尾洋二先生らにより提案され国際的に認知されている理論です。品質機能展開は、発祥の地である日本よりも欧米での知名度が極めて高く,QFD という名称で広く浸透している方法論です。

渡辺准教授は、主としてIT分野における品質機能展開の研究に関する貢献が高く評価され、受賞に至りました。

 渡辺准教授は、「名誉ある賞をいただき、身に余る光栄です。今回の受賞を機に、
さらに研究にまい進していきたいと思います。」とコメントしています。

Akao Prize
http://www.qfdi.org/who_is_qfdi/akao_prize.html