2013年12月12日木曜日

森勢先生が,音声分析評論家としてテレビ出演します.ぜひご覧ください.

森勢先生が,音声分析評論家としてテレビ出演します.ぜひご覧ください.

放映日:12月18日(水) 21:00~21:54
番組名:ホンマでっか!?TV
公式サイト: http://www.fujitv.co.jp/b_hp/honma-dekka/

2013年11月18日月曜日

博士課程1年古屋さんら,豊浦助教らがNICOGRAPH2013で優秀論文賞を受賞

博士課程1年古屋さん(情報機能システム工学専攻)ら,本学科の豊浦正広助教らの以下2件の発表論文がNICOGRAPH2013(芸術科学会主催,甲州市勝沼ぶどうの丘,11月8日(金)~11月9日(土)開催)で優秀論文賞を受賞しました.

  多視点画像特徴の多様体を用いたスケッチによる3Dモデルの検索
   古屋 貴彦 (情報機能システム工学専攻 博士課程1年)
   松田 隆広 (コンピュータ・メディア工学科4年)
   栗田 侑希紀 (コンピュータ・メディア工学専攻 2012年度修士課程修了)
   大渕 竜太郎 (本学科教授)
 
  拡張ディザ法を用いたジャカード織物パターンの生成
   豊浦 正広 (本学科助教)
   五十嵐 哲也 (山梨県富士工業技術センター 主任研究員)
   庄司 麻由 (コンピュータ・メディア工学科4年)
   茅 暁陽 (本学科教授)

本賞は,45件の投稿論文の中で査読評価が最も高かった3件の論文に対して与えられるものです.

博士課程1年の古屋さんらの研究発表は,機械設計,映画やゲームの製作,医療等で広く用いられる3次元形状モデルを,手描きの線画スケッチをもとに検索する手法に関するものです.手描きスケッチは,人ごと,スケッチごとに様式や抽象度などが大きく変わり,3次元形状モデルとの比較は困難です.本論文では,機械学習を利用することで,手描きスケッチと3次元形状モデルを効果的に比較する手法を提案しました.受賞した古屋さんらは「素晴らしい賞を頂き光栄です.手法の着想,実現,評価実験,論文執筆,登壇発表など,協力して進めてきた成果だと思います.スケッチによる3次元形状モデル検索をより実用に近付けるため,今後も研究に邁進します.」と話しています.

豊浦助教らの研究発表では,山梨・富士吉田の伝統工芸である織物の中でも,複雑な模様を織り出すことのできるジャカード織物に対して,質の高い織物パターンを写真画像から生成するための手法が提案されました.山梨県富士工業技術センター・五十嵐哲也主任研究員らとの共同研究であり,研究成果はすでに実用に至っており,作成したプログラムによる生成パターンからは実際の織物が作られています.有用性と実用性が高く評価され,受賞に至りました.受賞した豊浦助教らは「山梨・富士吉田の織物をテーマに取り扱った研究で賞をいただけたことことは感慨深い.今後も研究に精進し,山梨を盛り上げる活動にも繋がればうれしい.」とコメントしています.
  
古屋さんらの賞状    豊浦助教らの賞状
  
 松田さんによる発表の様子   豊浦助教による発表の様子
  
古屋さんらの受賞の様子    豊浦助教らの受賞の様子

小澤教授が平成25年度科研費審査委員表彰を受賞

詳細は以下URLをご参照ください.
http://www.yamanashi.ac.jp/modules/information/index.php?page=article&storyid=733

2013年11月8日金曜日

体験型オープンキャンパス2013のお知らせ

コンピュータ理工学科の体験型オープンキャンパスを12月7日(土)に開催します.
開催情報・ テーマ概要・申込方法などは,体験型オープンキャンパスホームページをご覧ください.

学科HP左サイドメニューの『オープンキャンパス』をクリックすれば上記ページが開きます.

2013年11月1日金曜日

博士課程2年の杉浦さんらが Best Poster Award (FORUM 8 Co.,Ltd.) 受賞

博士課程2年(人間環境医工学専攻)の杉浦篤志さん,本学科の茅暁陽教授,豊浦正広助教が,2013年10月21日から23日で慶應義塾大学(神奈川県横浜市)で開催された国際会議Cyberworlds2013において,Best Poster Award (FORUM 8 Co.,Ltd.) を受賞しました.

本賞はポスター発表の中から,会議協賛企業が優秀な発表に対して与えるものです.

杉浦さんらの発表題目は "Clickable Virtual Buttons in Real Space" (現実空間における仮想ボタンクリック) で,1台のカメラの映像から仮想ボタンを押す操作を実現するものです.この技術は,Google GLASSやスマートフォンをプラットフォームとする拡張現実感(AR)アプリケーションのための新しいインタフェースを提案するものであり,着想の良さと完成度の高さが評価されました.

杉浦さんは「このような賞をいただき光栄です.様々な方々と意見交換することができ,大変参考になりました.ご指導頂きました茅教授や豊浦助教をはじめ,研究室の皆様に感謝致します.今回の受賞を励みに,今後も研究に取り組んでいきたいと思います」と話しています.

2013年10月1日火曜日

教授公募(11月15日締切り)

コンピュータ理工学科および関連専攻において講義等を担当するとともに学生の教育研究指導を行い、またICT技術等に関する地域の技術者向け講習等を担当可能な方を求めています。詳しくは以下URLをご参照ください。
http://www.yamanashi.ac.jp/modules/employ_info/index.php?page=article&storyid=320
山梨大学ホームページ → 本学教職員の採用情報 → 02大学院医学工学総合研究部
→ 山梨大学大学院医学工学総合研究部(工学学域・機電情報システム工学系)教員公募
http://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekJorDetail?fn=0&id=D113091084&ln_jor=0
JREC-IN   D113091084

2013年9月21日土曜日

森勢特任助教がFIT奨励賞を受賞

大学院医学工学融合学域生体環境医工学系(コンピュータ理工学)の森勢将雅特任助教が第12回情報科学技術フォーラムFIT2013(鳥取大学:9月4日(水)~6日(金)開催)において、FIT奨励賞を受賞しました。この賞は本年から新設されたもので、1セッションにつき1件の優れた発表に授与されるものです。

受賞対象となった研究発表は「GPGPU による音声分析合成システム TANDEM-STRAIGHT の高速化」です。これは、世界最高峰の品質で音声を合成可能な音声分析変換合成方式 TANDEM-STRAIGHT の計算時間を短縮するため、GPU を用いた並列処理による計算時間の削減について検討したものです。TANDEM-STRAIGHT は世界中の研究機関で利用されており、その高速化の実現は音声研究分野にとって大きな貢献となります。

2013年9月19日木曜日

渡辺准教授がAkao Prizeを受賞

大学院工学学域機電情報システム工学系(コンピュータ理工学)の渡辺喜道准教授がAkao Prize(赤尾賞)を受賞し、平成25年9月6日()~7日()にアメリカニューメキシコ州サンタフェで開催された第19回品質機能展開国際シンポジウム(ISQFD’2013)において授賞式が行われました。

Akao Prizeは、本学の教授も務められた赤尾洋二先生(山梨大学名誉教授)の功績を称え設立された賞で、国籍を問わず、長年にわたり、品質機能展開の方法論の実践と普及を卓越して実証している個人に対し、QFD Institute(品質機能展開機構)から贈られる賞です。

品質機能展開は,新製品開発における品質保証の具体的方法として,1960年代に赤尾洋二先生らにより提案され国際的に認知されている理論です。品質機能展開は、発祥の地である日本よりも欧米での知名度が極めて高く,QFD という名称で広く浸透している方法論です。

渡辺准教授は、主としてIT分野における品質機能展開の研究に関する貢献が高く評価され、受賞に至りました。

 渡辺准教授は、「名誉ある賞をいただき、身に余る光栄です。今回の受賞を機に、
さらに研究にまい進していきたいと思います。」とコメントしています。

Akao Prize
http://www.qfdi.org/who_is_qfdi/akao_prize.html

2013年8月28日水曜日

学部生が「言語処理学会年次大会若手奨励賞」受賞

工学部コンピュータ・メディア工学科4年生の大槻 諒さん (指導教員: 松吉俊助教,福本文代教授) が,2013年3月12日〜15日に名古屋大学 (愛知県名古屋市) で開催された「言語処理学会第19回年次大会」において,「言語処理学会年次大会若手奨励賞」を受賞しました.

本賞は,上記年次大会において,満30歳未満の若手講演者が発表した研究論文から選ばれるもので,2013年の年次大会では,若手奨励賞対象の153件の発表論文の中から,研究内容と発表技術の両面から総合的に評価し,投票と討議の結果,5件が選ばれました.

大槻さんの発表題目は「否定の焦点コーパスの構築と自動検出器の試作」で,「ない」や「ず」などの否定表現を含む日本語文を高度に意味解析する時に必要と なる基礎技術に関するものです.否定表現を含む日本語文のデータベースを構築し,そこに含まれる事例を言語学的に分析することにより,否定の焦点を検出す る手法を提案しました.

受賞した大槻さんは,「ありがとうございました.今回,このような賞をいただくことができたのも,指導教員及び研究室の方々のお力添えのおかげです.これからの社会人生活の中で,今回の発表を通して学んだことを生かしていきたいと思っております.」と話しています.

2013年7月20日土曜日

博士課程学生が「グラフィクスとCAD研究会優秀研究発表賞」受賞

大学院医学工学総合教育部博士課程1年(情報機能システム工学専攻)の古屋 貴彦さん(指導教員:大渕竜太郎教授)が,2013年6月22日,23日にリンクステーションホール青森(青森県青森市)で開催された
   「Visual Computing/グラフィクスとCAD合同シンポジウム2013」
において,
  「グラフィクスとCAD研究会優秀研究発表賞」
を受賞しました.

本賞は,情報処理学会グラフィクスとCAD研究会が開催する研究発表会または共催するシンポジウムにおいて発表された研究論文から選ばれるもので,上記のシンポジウムでは,査読を経て選ばれた22編の口頭発表論文の中から,

研究内容と発表技術の両面から総合的に評価し,投票により5編が選ばれました.

古屋さんの発表題目は「クロスドメイン多様体ランキングを用いたスケッチによる3Dモデルの検索」で,工業製品の設計,映画やゲームのCG,医療の診断や手術計画,等で用いられる3次元形状モデルを,その3次元形状の類似性比較に基づき,検索者の線画スケッチを検索要求として検索する手法に関するものです.
あいまいさや抽象性を含む人の描く2次元スケッチと,3次元モデルを,それぞれの属するドメイン(領域)を超えて精度良く比較する手法を提案しました.

受賞した古屋さんは,
「素晴らしい賞を頂き,大変光栄です.指導教員の大渕教授をはじめ,論文執筆や発表に対して多くの助言を下さった方々に感謝致します.しかしながら本研究は未完成です.より良い検索手法の実現を目指して,今後も研究に精進したいです.」
と話しています.

2013年6月20日木曜日

第6回山梨大学プログラミングコンペティションの告知

コンピュータ理工学科主催で, 第5回 山梨大学プログラミングコンペティションを開催します.
コンペティションホームページを公開し,スケジュール,課題説明,応募方法などを告知しました.

2013年6月12日水曜日

森勢特任助教がポスター賞を受賞

  第99回情報処理学会音楽情報科学研究会「音学シンポジウム2013」(お茶の水女子大学:2013年5月11日, 12日開催)において,本学科の森勢将雅特任助教がポスター賞を受賞しました.
この賞は「音学シンポジウム2013」の創設に伴い設定されたもので,当日のポスター発表から優れた発表に授与されるものです.
今回は51件のポスター発表の中から,森勢特任助教の発表を含む2件が受賞しました.

  受賞対象となった研究発表は「音声分析合成方式WORLDを基盤とした協調的創造活動の取り組み」です.
  これは,Webを通じて複数人で協調的にコンテンツ制作を行う「協調的創造活動」を,歌声合成に関する研究に当てはめて行ったものです.基盤となる音声分析合成システムを用いた声質制御のアイディアをそれぞれの開発者が独立して実装し,協調的に音声分析合成システムを進化させる,という音声信号処理の研究と社会実験的な研究スタイルの提案が認められました.
  
音声分析合成方式WORLDは,日本音響学会 第7回独創研究奨励賞 板倉記念,日本音響学会聴覚研究会 研究奨励賞を受賞するなど,音声・聴覚研究分野において高く評価されています.
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2013年4月5日金曜日

木下准教授らの研究が優秀発表賞を受賞

第8回日本感性工学会春季大会(北九州国際会議場:2013年3月6日~7日開催)において、大学院医学工学総合研究部の木下雄一朗准教授が、大会優秀発表賞を受賞しました。
 

この賞は、前年度大会の発表の中から、若手研究者による優れた発表に授与されるもので、今回は第7回大会で発表された111件の発表の中から、木下准教授の発表を含む4件が受賞しました。
発表題目は下記の通りで、大学院コンピュータ・メディア工学専攻修了の中間匠 さんとの共同研究です。

木下 雄一朗, 中間 匠:
  旅行者の体験に着目した街歩き支援システムの構築,

の研究は、旅行形態としての「街歩き」に特化したナビゲーションシステムとして、あえて旅行者に提示する情報を減らし、旅行者の主体的な行動を創出するシステムを提案したものです。
このシステムを利用した検証実験の結果、旅行者の注意を周辺環境に向けること、そして、旅行者に偶発的な体験の機会を提供することに一定の効果があることが示されました。


木下准教授の受賞コメント:
 「 このような賞をいただき大変嬉しく思っています.今後は,このシステムの改良を重ねるとともに,システムの旅行者へ効果について,より詳細な検証を進めていく予定です.」
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2013年4月1日月曜日

木下 雄一朗先生が准教授に就任しました

木下 雄一朗先生が本学科・専攻担当の准教授に就任しました。(前職:本学 助教)

2013年2月28日木曜日

山崎 晴明 先生の最終講義が開催されました

開催通知

  本学大学院医学工学総合研究部教授の 山崎 晴明 先生におかれましては、
本年3月末をもちまして定年退職されます。つきましては、下記の要領で最終講義を
開催いたしますので、ご案内申し上げます。

                            記

    日  時: 2013年2月28日() 15:00より

    場  所: A2号館1階 A2-12講義室

    題  目: 記憶に残る研究とその結末
       - 機械学習の理論とシステム開発を中心として -


最終講義の様子

2013年2月26日火曜日

森勢将雅先生が本学科・専攻担当のテニュアトラック特任助教に就任しました. (前職:立命館大学 助教)

森勢先生は,世界でもトップレベルの品質で音声を合成可能なTANDEM-STRAIGHTの発明者として,音声分析合成に関する研究を進めてきました.

本学科では「人間における情報処理過程」について,聴覚を中心とした融合知覚の基礎研究に取り組む予定です.

2013年2月24日日曜日

豊浦助教,茅教授らによる『片眼鏡』の研究がMIT Technology Reviewオンライン版他2誌に取り上げられました

本学科の豊浦正広助教,茅暁陽教授,博士後期課程学生1年杉浦篤志君,並びに本学医学部の柏木賢治准教授が研究を行い,2012年12月に開催された国際会議ACM SIGGRAPH VRCAI 2012で発表した"片眼鏡"がMIT Technology Reviewオンライン版GIZMODO.comEXTREME TECHに記事として紹介されました.

"片眼鏡"は片眼の視力を失った患者に距離感を提供する装置であり,片眼の視力を失った患者に対して両眼による立体視機能を代行する技術として発表されました.片眼鏡は2台のカメラとディスプレイを備えた眼鏡型の装置であり,2台のカメラで標的物までの距離を計算し,焦点ぼけによって距離を表現した映像を生成します.生成された映像は健常な眼に提示され,これにより利用者が距離感を感じられるようになると期待されます.

2013年2月にはGoogle社がカメラとディスプレイを備えた装着型コンピュータ"Google Glass"の動画を公開しており,片眼鏡はその応用先の1つとして注目が集まっています.

詳細は茅・豊浦研究室のホームページで紹介されています.

2013年2月20日水曜日

[KM] 修論発表会と卒論発表会


2月12日(火),13日(水)に大学院修士課程コンピュータ・メディア工学専攻の修士論文発表・審査かいが開催されました.

2月18日(月),19日(火)と,コンピュータ・メディア工学科卒業論文の発表会(学科内部のみに公開) がFコースとGコースに分かれた会場で開催されました.

2013年1月29日火曜日

[KM] 修士課程 コンピュータ・メディア工学専攻の入学試験の制度変更について(予告)

山梨大学大学院修士課程 コンピュータ・メディア工学専攻では,
平成26年度入学試験において, 入試制度の変更を行う予定です.
 → 【変更内容の告知ページ
受験を検討され ている方は閲覧をお願いします.

なお上記ページの内容は全て予定であり,今後も一部修正が行われる可能性があります.
 最終的なものは, 後ほど本学入試課より公開・配布される「募集要項」に記載されますので, 必ず「募集要項」を確認をお願い致します.

なお,この記事の公開により,2012年12月21日掲示の記事「[KM] 大学院修士課程コンピュータ・メディア専攻の入学試験におけるTOEIC テストの導入について」を削除させて頂きます.