2013年2月24日日曜日

豊浦助教,茅教授らによる『片眼鏡』の研究がMIT Technology Reviewオンライン版他2誌に取り上げられました

本学科の豊浦正広助教,茅暁陽教授,博士後期課程学生1年杉浦篤志君,並びに本学医学部の柏木賢治准教授が研究を行い,2012年12月に開催された国際会議ACM SIGGRAPH VRCAI 2012で発表した"片眼鏡"がMIT Technology Reviewオンライン版GIZMODO.comEXTREME TECHに記事として紹介されました.

"片眼鏡"は片眼の視力を失った患者に距離感を提供する装置であり,片眼の視力を失った患者に対して両眼による立体視機能を代行する技術として発表されました.片眼鏡は2台のカメラとディスプレイを備えた眼鏡型の装置であり,2台のカメラで標的物までの距離を計算し,焦点ぼけによって距離を表現した映像を生成します.生成された映像は健常な眼に提示され,これにより利用者が距離感を感じられるようになると期待されます.

2013年2月にはGoogle社がカメラとディスプレイを備えた装着型コンピュータ"Google Glass"の動画を公開しており,片眼鏡はその応用先の1つとして注目が集まっています.

詳細は茅・豊浦研究室のホームページで紹介されています.