コンピュータ理工学科の山本泰生助教が第22回山梨科学アカデミー奨励賞を受賞しました。 受賞テーマ「深層知識を獲得するストリームデータマイニングの研究」 山梨科学アカデミーは、山梨県の科学や技術の発展に寄与することを目的に、ノーベル生理学・医学賞受賞者である大村智先生をはじめとする科学技術に理解を有する本県ゆかりの研究者や事業者などにより平成7年5月に発足した団体です.奨励賞は、学術研究、技術開発及び教育等の分野において優れた成果を収め、将来を嘱望される、山梨県に関わりを有する若手研究者個人又はグループに対して贈られます。 ○関連ページ http://www.tyaos1995.or.jp/kensyou.htm IoT技術の普及により、気象、医療、天文等の様々な分野で日々大量のデータが生成されています。山本助教らは、このようなビッグデータをOn-the-flyで高速に処理し、出現傾向のパターンや異常を即座に検出するストリーム処理アルゴリズムの基盤技術を開発しています。データ工学分野での最高峰の国際会議であるACMSIGMOD会議に研究論文が採択され、また科学技術振興機構(JST)戦略的創造研究推進事業「さきがけ」研究にも研究プロジェクトが採択されるなど、その研究は国内外から高く評価されております。さる5月29日(月)の授与式後に受賞講演が行われました。