本コンピュータ理工学科の山本泰生 助教が代表を務める以下の研究課題が科学技術振興機構(JST)戦略的創造研究推進事業「さきがけ」に採択されました。
採択課題名:「高次知識を獲得するリソース指向型オンラインマイニング法の開発」
研究領域:「ビッグデータ統合利活用のための次世代基盤技術の創出・体系化」(研究総括:喜連川優 NII所長/東大教授)
上記のビッグデータ基盤領域では35件の応募があり、そのうち4件が採択されました。また平成26年度「JSTさきがけ」事業全体では、1,569件の応募から105件が採択され、本学からは2件が採択されています。
上記の採択課題は、山本助教らが今年の6月に、この分野の国際的なトップ会議であるACM SIGMOD14で発表した研究内容を更に発展させるものです。具体的には、大量のデータに隠されている高次の潜在パターンやルール、素性などの知識を、高速・省メモリで抽出する技術の開発を目指した大変挑戦的な研究です。スマート機器、バイオ、医療、農業等の多岐にわたる分野への応用が見込まれ、今後3年をかけて実施されます。
◯JSTのプレス報道文
http://www.jst.go.jp/pr/info/info1051/sankou3.html
http://www.jst.go.jp/kisoken/presto/news/2014/140926presto.pdf
◯用語説明
JSTさきがけ:
国の科学技術政策や社会的・経済的ニーズを踏まえ、国が定めた戦略目標の達成に向けた目的志向型の個人型研究を推進するプログラムです。