平成28年3月10日(木)~12日(土),慶応義塾大学矢上キャンパスで開催された情報処理学会第78回全国大会において,大学院コンピュータ・メディア工学専攻2年の廣瀬雄真さんが学生奨励賞を受賞しました.この賞は,国内最大の情報系学会である情報処理学会の全国大会において,学生セッションで発表された中から優秀な発表に対して贈られるものです.
廣瀬さんの受賞題目は,「複合的類似度を用いた内容に基づく画像検索におけるOPF分類器の導入」(情報処理学会第78回全国大会講演論文集, 2N-03, 2, pp. 219-220, 2016年3月)で,本学大学院総合研究部の服部元信准教授との共同研究です.この研究では,内容に基づく画像検索システムにおいて,ユーザの検索意図を学習によって効率良く汲み取る手法を提案し,優れた検索性能を実現しました.提案手法の有効性に加え,分かりやすい発表及び質疑応答が総合的に評価され,今回の受賞となりました.受賞した廣瀬さんは,「このような名誉ある賞を頂き,大変光栄に存じます.ご指導下さいました服部先生をはじめ,共に研究に励み,助言して下さった方々に感謝致します.」と述べています.